2009年07月18日
09’・6・17 現地調査
まず最初にする事、それは現地調査です。ひと昔前に立てられた建物の為、図面がありません。間取り・柱の位置・構造材の状態など調査項目は数知れません。また、計画を立てるにあたって図面が無ければ計画の立てようがありませんからね!
現況図面は出来上がりましたが、いくつか問題点が...
柱と土壁の隙間や木製サッシュ(窓)から雨漏れしています。その為、外壁の雨のあたる部分に鋼板が張られていたのです。
また、部屋の見える部分の柱・梁関係は大丈夫ですが、床が腐食しています。これは床下の柱・根太・大引き関係も不安になってきました。しかし、解体してみないと分からないので、お客様に報告し、解体後の良い結果を祈るばかりです。
空き家になって7~8年経つそうですが、長持ちする秘訣はこまめなメンテナンスですね。
なぜか前途多難の方が燃えてきますね!
さあ、いよいよお客様の思いを図面化します。気に入ってもらえるようなプランを提案するぞー!!!
2009年07月17日
09’・6・17~ プランニング・打合せ
お客様の思いを図面化するにあたり、住宅設計用の調書を作成します。その内容は家族構成から始まり、生活スタイル、趣味、お仕事、イメージ、そして何より大事なお客様の思いです。
それらを元にプランを作成します。そして、一番最初の図面をたたき台として打合せ、修正を重ね、計画図面が完成します。
今回のM様邸では元々の天井を取り外し、構造材である梁や野物を見せるようにしました。きっと長年の木材の深い味わいが、あたかも大自然の中にいるような癒しの空間になる事でしょう。
土壁は隙間や小さな穴が開いて、雨漏れはしているものの、断熱性や調湿性では機能を果たしています。その為、外部で雨漏れを止め、内部は土壁の上に珪藻土を塗る事により、さらに土壁の機能を高められるようにしました。その結果、夏は涼しく、冬は暖かい。そして適度な湿度調整で、間もなく生まれてくる赤ちゃんにも快適な空間となる事でしょう。
2009年07月16日
09’・8・1 解体工事、着手
養生完了の写真です。残しておく柱・敷居・鴨居など解体時にキズがついては困るものに、あらかじめカバーを取り付けておきます。
先日掲載したように、床板が腐食しています。屋根や垂れ壁の解体時に床が抜けて怪我をする事がないようにコンパネで養生します。
解体作業中です。屋根を解体していくと”想像通り”長年の年月が造り出した梁や板の木の温もりが現れました。
2009年07月15日
09’・8・8 解体完了
解体工事は機械が入らない為、全て人力での作業でしたが、無事完了しました。
心配していた床下の構造材は、幸いにも腐食や白アリの被害も無くそのまま利用できる状態でした。お客様と共にホッと一安心。
さあ、来週からは造り上げる工事です。楽しみだ!
2009年07月14日
09’・8・10~12 土工事
土工事が始まりました。現在の地盤に防湿シートを敷き、コンクリートを打設します。そうする事により、柱基礎が強固になり、地面からの湿気を防いでくれるのです。こうした見えない部分ですが建物を長持ちさせるには重要な役割があるのです。
居間から作業部屋になる所は、土間コンクリート仕上げにしました。
荷重のかかる場所には右の写真のように”クラッシャーラン”と呼ばれる、粒度をそろえた砕石で地盤を強化します。
そしてコンクリートを割れにくいようにする為に、左下の写真のように”ワイヤーメッシュ”と呼ばれる鉄製の金網で強化します。ワイヤーメッシュはコンクリート打設中に持ち上げ、コンクリートの中に埋め込みます。
2009年07月13日
09’・8・17~20 外部足場組立、外部解体
外部の足場組立、外部解体に入りました。
早くから外部に足場を立ててしまうと、内部解体時の廃材を搬出する時に邪魔になります。また、土工事の砕石の敷均しやコンクリート打設も施工しにくくなるでしょう。
工事の工程は全体を見て、最善の品質、出来映え、施工環境 また最小のコストで計画出来る事が優れた技術者と言えるでしょう。
この現場の施工管理者が写真右上の 林田恭弘 君です。
今回、土壁は有効再利用するので外部は鉄板の部分だけの解体となりました。鉄板をめくるとやはり隙間がヒドイ・・・。施工中も雨が入らないようにシートで養生をしておきます。
2009年07月12日
09’・8・17~ 木工事・・・床
床下に給水・給湯・排水配管、各種配線を施し、木工事に着手しました。
大引きを支え、床の荷重を地面に伝える『束(つか)』を設置します。木製の束に比べて、鋼製の束は、腐食や白アリに強い等の利点があります。
その上に『大引き(おおびき)』『根太(ねだ)』と呼ばれる荷重を分散させる部材が設置されます。
『大引き』とは床組の重要な部材で、土台と束に支えられています。
『根太』とは住宅の床をはるために必要となる下地で大引きの上に垂直方向に設置される部材です。
あらかじめ、大きな荷重が掛かる場所(蓄熱式暖房やピアノ等)には根太のピッチを狭めて床を補強しておきます。写真手前が補強してある状態です。
2009年07月05日 - 2009年07月11日 « 新築一戸建て・工務店(福井)ならササキ工業のColoの家トップへ » 2009年07月19日 - 2009年07月25日

